※本記事は現時点(木曜)での管理人の個人的見解です。当日の馬場状態や最終オッズにより評価が変わる場合があります。
7月26日、新潟競馬場で関屋記念が行われます。
新潟芝1600m外回りのハンデ戦——サマーマイルシリーズの一戦です。
今年は14頭のバラエティに富んだメンバー。
ハンデは52kg〜59kg、実に6kg差というハンデ戦らしい設定になっています。
先週の函館2歳ステークスでは「血統×洋芝×枠順」を検証しました。
今週の関屋記念は「マイル路線×東京コース実績」の視点で読み解いていきます。
こんな方におすすめ
- 関屋記念2026の傾向と注目馬を知りたい方
- 新潟外回りマイルの特性を知りたい方
- ハンデ戦の見方に興味がある方
- 一口馬主視点でクラブ馬の評価を知りたい方
結論:今年の関屋記念の見方
新潟外回りマイル=長い直線で末脚勝負
ハンデ幅6kg、軽ハンデ組に注目
マイル路線の重賞組が中心
東京コース実績組は新潟にも向く
キャロットクラブ2頭出走(サンダーストラック、ファーヴェント)
第1部:新潟外回りマイルの特性
新潟の外回りコースは、日本最長の約659mの直線を持つ左回りコース。
高低差はありますが、直線自体はほぼ平坦。
本来なら「追い込み有利」に見えますが、実際にはスローペースに落ち着くケースも多く、前目に付けた馬がそのまま押し切る展開も少なくありません。
- 新潟外回りは長い直線
- 外枠や差しも有利だがスローなら前も残る
- 前走重賞組(GⅠ・GⅡ・GⅢ)が中心
- 戸崎騎手が高相性
- ディープ系・ロードカナロア系が好成績
つまり、「先行して長く脚を使える馬」か「切れる末脚を持つ馬」——どちらもチャンスがあるコースです。
第2部:私が気になる馬たち
今年の関屋記念、私が気になるのはこの5頭です。
サンダーストラック(3歳牡・54kg、丸山騎手、キャロットクラブ)
キャロットクラブの3歳ロードカナロア産駒。
シンザン記念1着、チャーチルC12着、前走NHKマイル7着。
ここを使うためにローテーションを組んだ印象で、休み明けでの参戦です。
これまでルメール含めて外国人騎手が乗ってきましたが、今回は丸山騎手への乗り替わり。
騎手変更が吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、54kgの軽ハンデは明確な魅力です。
3歳夏の勢いも含めて、私が最も注目したい一頭です。
ダノンセンチュリー(4歳牡・56kg、戸崎騎手)
前々走まで3連勝、京王杯SC(上がり3F 33.0)で9着。
連勝は全て東京コース、前走はスプリングSで10着ですが、新潟外回りは東京と似た左回りの長い直線。
新潟の平坦コースと東京コースの連勝実績は繋がる可能性があります。
父フィエールマンの東京平坦適性が引き継がれているかも注目です。
戸崎騎手は関屋記念で2023年アヴェラーレ、2024年ジュンブロッサムと2勝しており、新潟外回りとの相性は抜群です。
シリウスコルト(5歳牡・58kg、田辺騎手)
田辺騎手、見逃せません。
前走安田記念14着(上がり3F 33.6)、前々走京王杯SC5着、東京新聞杯5着——
東京コースでの実績がある一頭で、平坦コース向きの印象。
58kgのハンデは重いですが、田辺騎手の新潟での立ち回りに期待したいところです。
クランフォード(5歳牝・54kg、菊沢騎手)
父ブリックスアンドモルタル×母父キングカメハメハ。
前走谷川岳S11着(1400m新潟)が気になりますが、前々走阪神牝馬S4着(上がり3F 33.4)は評価できる内容。
「夏は牝馬」+54kgの軽ハンデ+先行力——ハンデ戦で狙いたい条件が揃っています。
アンパドゥ(5歳牡・56kg、岩田望来騎手)
前走1着、木村厩舎(イクイノックスの厩舎)。
今回のメンバーで前走を勝っている数少ない一頭で、勢いは魅力です。
先行して上がり勝負に持ち込めれば、上位争いの一角に。
第3部:一口馬主視点|キャロット2頭が出走
今年の関屋記念には、キャロットクラブから2頭が出走します。
サンダーストラック(3歳牡・54kg、丸山騎手)
第2部で書いた通り、私が最も注目している一頭。
キャロットクラブ会員として応援したい馬です。
ファーヴェント(5歳牡・57kg、藤原厩舎、西塚騎手)
父ハーツクライ、キャロットクラブ所属。
前走しらさぎS9着。
藤原厩舎+ハーツクライ産駒+マイル路線という組み合わせで、条件次第では巻き返しの可能性があります。
キャロット2頭の一口馬主として、両馬の走りに注目したい一戦です。
第4部:その他の注目馬
エルトンバローズ(6歳牡・59kg、コレット騎手)
トップハンデ59kg、前走阪神しらさぎS勝ち。
父ディープブリランテ×母父ブライアンズタイム——
「まだおったんか!」と、おっちゃん世代には懐かしい母父の血統です。
6歳という年齢、前々走まで着外・惨敗続きだった敗因が読めない点は不安材料ですが、前走勝ちの勢いは無視できません。
レディマリオン(5歳牝・52kg、今村騎手)
最軽量ハンデ52kg。
前走福島牝馬S14着で、直近は主に1400mを使っています。
「夏は牝馬」と言えるかは微妙ですが、52kgのハンデ差は無視できません。
マテンロウスカイ(7歳騙・58kg、横典騎手)
父モーリス×母父スペシャルウィーク。
前走マイラーズC17着、前々走までダートを使っていた点は気になります。
横典騎手の腕でどこまで持ち直せるか。
ブエナオンダ(5歳牡・58kg、田口騎手)
父リオンディーズ×母父ディープインパクト、須貝厩舎。
金子真人ホールディングス所有——いわゆる「金子馬」。
前走しらさぎS7着。
メタルスピード(6歳牡・55kg、斎藤騎手)
父シルバーステート、逃げが濃厚。
前走しらさぎS10着。展開次第では前残りも。
ランスオブカオス(4歳牡・58kg、石川騎手)
父シルバーステート、前走マイラーズC(上がり3F 33.4)11着、京都金杯5着(57.5kg)。
58kgをこなせるかがポイント。
ドロップオブライト(7歳牝・56.5kg、松若騎手)
前走ヴィクトリアM18着(上がり3F 32.9)、阪急杯3着、ターコイズS1着の実績馬。
「マイネル」つながり(生産岡田スタッド)の一頭。
7歳牝馬に56.5kgはきついか、マイル路線からきそうな印象もあります。
第5部:今年の関屋記念のキーワード
過去の傾向を見ると、マイル路線を使ってきた重賞組はやはり無視できません。
安田記念やマイラーズC、しらさぎSなどマイル重賞を経験してきた馬は、相手関係が楽になるここで巻き返すケースもあります。
そして新潟外回りは長い直線が特徴で、東京競馬場と似た「末脚勝負」になりやすいコース。
そのため、東京コースで好走歴のある馬や、東京で速い上がりを使ってきた馬には注目したいところです。
マイル路線の重賞組、そして東京コースで実績のある馬——
今年はこの2つが一つのキーワードになりそうです。
シリウスコルト(東京新聞杯5着、京王杯SC5着)、ダノンセンチュリー(東京3連勝)、マテンロウスカイ、ファーヴェント、ブエナオンダ——
この視点で見直す価値がありそうです。
第6部:展開予想
今年の関屋記念の展開を整理します。
逃げ:メタルスピード
先行:クランフォード、ファーヴェント(前残り狙い)
先行→上がり勝負:サンダーストラック、アンパドゥ
後方→直線勝負:ダノンセンチュリー
先行争いが激しくならず、スローで流れれば前残り展開。
ペースが上がれば、切れ味のある差し馬にチャンスが回ります。
🐴ANDYメモ|今年の関屋記念のポイント
【キーワード】マイル路線+東京コース実績
【最軽量】レディマリオン(52kg)、サンダーストラック(54kg)、クランフォード(54kg)
【最重量】エルトンバローズ(59kg)
【一口クラブ】サンダーストラック・ファーヴェント(キャロット)
【注目騎手】戸崎(ダノンセンチュリー)、田辺(シリウスコルト)、横典(マテンロウスカイ)
【展開の鍵】メタルスピードの逃げ、先行争いの激しさ
まとめ|関屋記念2026の見方
関屋記念は新潟芝1600m外回りのハンデ戦、サマーマイルシリーズの一戦
ハンデ幅6kg(52〜59kg)のバラエティに富んだ14頭
過去10年、マイル重賞組+東京コース実績組が好成績
サンダーストラック(3歳54kg、キャロット)は勢いと軽ハンデが魅力
ダノンセンチュリー(戸崎、東京3連勝)は新潟外回りとの相性
シリウスコルト(田辺、東京実績)は58kgをどうこなすか
クランフォード(5歳牝54kg)は「夏は牝馬」+先行力
エルトンバローズ(59kg)の母父ブライアンズタイムは懐かしい血統
キャロットクラブ2頭出走、一口馬主として注目
「マイル路線×東京コース実績」が今年のキーワード
ハンデ戦らしく難しい一戦。
夏競馬は勢いも大事、斤量も大事。
データだけでは割り切れない部分もあるので、最終的には当日の気配や馬体重も見ながら判断したいところです。
先週の函館2歳Sでは「血統×洋芝×枠順」を検証しました。
今週の関屋記念では「マイル路線×東京コース実績」を検証する——
夏の分析シリーズは、まだまだ続きます🐎

